「国際平和デー」 International Day of Peaceの9月21日の午前12時より日本全国の社寺,教会や公園で開催され、東京では増上寺で彬子女王殿下を迎えて行われた。(21/9/2020)

平和の鐘を打つ彬子女王殿下
出所 国際平和デー委員会

 

東京では大本山増上寺で開催された式典で平和の鐘を彬子女王殿下が最初に打ち来賓の方々が続いた。鐘打式の後に長谷川祐弘実行委員長が趣旨説明を行った。そして千玄室日本国際連合協会会長裏千家大宗匠と東久邇吉子世界連邦文化教育推進協議会会長/東久邇家当主が挨拶をし、小池百合子東京都知事が祝辞を述べられた。また国連75周年記念行事担当のファブリツィオ・ホスチャイルド国連事務次長からのメッセージが読み上げられた。式典の模様はこちらをご覧ください。

(リポーター:渡邊優紀)

千玄室日本国際連合協会会長裏千家大宗匠、小池百合子東京都知事、東久邇吉子世界連邦文化教育推進協議会会長/東久邇家当主、長谷川祐弘元国連事務総長特別代表

出所 国際平和デー委員会

この「平和を祈る鐘打式」は東京の増上寺のほかに万博公園(大阪)平和の鐘(広島)、浦上天主堂(長崎)、石清水八幡宮(京都)立正佼成会大聖堂(東京)、比叡山延暦寺(滋賀)、大本・人類愛善会(京都)、沖縄慰霊堂(沖縄)など日本全国の社寺,教会や公園でも開催された。

広島で開かれた「国際平和デー」行事     出所 NHK

鐘打ちの後でまず長谷川祐弘国際平和デー日本委員会委員長が「本年は国連創設75周年にあたります。また新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生し、今こそ世界が連帯すべき時であります。そこで1981年の国連総会で採択された9月21日の国際平和デーにあたり各界各派の垣根を超えて、全国各地で鐘等をならし、世界の平和を祈り、世界の連帯を誓いたいと思います。」と趣旨説明をした。

趣旨説明をする長谷川祐弘委員長

出所 国際平和デー委員会事務局

続いて千玄室国連協会会長が

「本日は、三笠宮彬子女王殿下にお成り頂き大変ありがたく恐縮に思います。また、東久邇吉子様、小池東京都知事はじめ、大勢のご来賓ご賛同の方々にご列席いただきまして、ただいま無事、彬子女王殿下に第一打をお鳴らし頂き大変ありがとうございます。また、皆様方もそれぞれ平和の鐘をお突き頂きまして、先ほど、長谷川委員長からお話がございましたように、この鐘をつくということは大変な意義があることでございます。世界の平和、人類の平和を祈るための一打でございます。この鐘が大きく広がっていきますことを心からお願い申し上げます。」と述べた。

千玄室日本国際連合協会会長

写真:国際平和デー委員会事務局

続いて東久邇吉子世界連邦文化教育推進協議会会長が「本日、此処に、各方面からご参集頂いた皆様と一堂に会し、本式典が開催されましたことを、大変うれしく思っております。世界連邦の活動は、私たち一人一人が皆、国際社会の一員である事を自覚し、行動することから始まります。

そして本会の目的は、文化と教育が「平和の道しるべ」となることを再認識し、広く伝えていくことにあります。

さて本日は、彬子女王殿下にご臨席を頂き、私達の日頃の活動にご理解を頂ける機会を得ました事を、光栄に思っております。女王殿下は国際文化のご研究を重ねられ、また未来を担う子供たちに日本の文化を伝える活動を、長年に亘り続けられておられます。私たちは、心から女王殿下のご活動に敬意を表する次第であります。

本式典の礎となりました国連本部の平和の鐘は、日本国連協会理事でありました中川千代治さまが

「二度と戦争が起きないように、世界の人々の、心に響くものを作りたい。それは、世界の平和を願う人々の、汗のしみこんだコインでできた平和の鐘です。この鐘を国連本部に贈呈して、高らかに響かせることにより世界平和への思いを呼びかけたい。鐘の音は人の心に平安な気持を呼び起こす。というのが私の信念です」と述べられ、人生のすべてを捧げ、鋳造し昭和二十九年に国連に贈られたものです。さきほど、私たちは全国の皆様と心を共にして平和と世界の連帯を誓い鐘打いたしました。これからも、この活動がより多くの方々に広がり、世界中の人々が平和に向けて、手を取り合って下さることを、心より願っております。」と述べた。

挨拶する東久邇吉子世界連邦文化教育推進協議会会長

写真:国際平和デー委員会事務局

次に、女優の吉田美佳子さんが、国際連合事務総長特別顧問ファブリツィオ・ホスチャイルド事務次長のメッセージを代読した。「ご来賓、関係者各位、日本の政治指導者や精神的な指導者の方をはじめとする皆様は、平和と開発を支援する国連システムへの強力な貢献者であり私の光栄とするところであり改めて敬意を表します。国連は多国間協力のためのものであり、これへの支持は、その原則や目的に対して、全ての日本の皆様が関与しておられることを意味し、高く評価されております。国際平和デーにあたって、東京の増上寺ほか日本全国で、日本の皆様が鐘打式を開催されていることを知り、嬉しく思います。国連に平和の鐘を寄贈されたことにも象徴されておりますが、鐘の響きは平和に対する日本人の強い願望を深く反映しています。この式典は、私たちが望む未来、私たちが必要とする国連への抱負も、あわせて表明し、今年開催されている国連75周記念式典年にも加えていただけけることを歓迎します。先生方が国連の主要な目的について日本人への理解を深めていただいていること、そして市民社会の組織によるイニシアチブに対し、心から感謝を表明いたします。」

国連75周年記念行事担当のオスチャイルド国連事務次長のメッセージを女優の吉田美佳子さんが朗読した。

ファブリツィオ・ホスチャイルド国連事務次長 
Source: UN

最後に小池百合子東京都知事が「本日、三笠宮彬子(あきこ)女王段下御臨席の下、『国際平和デーに全国で平和を祈る鐘打式』が開催されますことを、 心よりお慶び申し上げます。先の大戦が終結して七十五年が経過しました。この間、我が国は不戦を誓った先人たちの努力により、一貫して平和国家の道を歩んでまいりました。しかし、広く世界に目を向けると残念ながら現在もなお地域紛争やテ口が世界各地で起こっております。そのような中、私たちは新型コロナ感染症と いう新たな脅威にも直面しています。今こそ私たちは、互いに手を携えてこの人類共通の敵に立ち向かうべきではないでしょうか。先ほど私は、新型コロナ感染症を収束させるために世界が連携すべきと祈念して、皆様と一緒に鐘打をさせていただきました。東京都といたしましても、コロナ対策に引き続き全力で取り組んでまいります。そして、来年には東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。私は開催都市の知事として、この平和の祭典を成功に導くことで、人類が新型コロナ感染症に打ち勝った証を力強く世界にお示しするとともに、平和国家日本の首都として、この東京をさらに発展させてまいります。結びにあたりまして、「国際平和デーに全国で平和を祈る鐘打式」開催に御尽力されました、長谷川実行委員長をはじめ関係者の皆様に深く敬意を表し、私の挨拶とさせていただきます。」と述べた。(渡邉優紀)

祝辞を述べる小池百合子知事             写真:国際平和デー委員会事務局


谷本真邦事務局長によって運営されたこの会場では着席した来賓の方々に向かって 友吉鶴心先生が薩摩琵琶を弾き厳粛した雰囲気が醸し出された。

     薩摩琵琶を弾く友吉鶴心先生と着席して聞く来賓の方々と参加者

 写真:国際平和デー委員会事務局

Ceremonial Arrangements for the International Day of Peace

Bell-ringing Ceremonies at Zojouji Temple and throughout Japan

国際平和デーに全国で平和を祈る鐘打式 ご案内

趣旨「本年は国連創設75周年にあたります。また新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生し、今こそ世界が連帯すべき時であります。そこで1981年の国連総会で採択された9月21日の国際平和デーにあたり各界各派の垣根を超えて、全国各地で鐘等をならし、世界の平和と世界の連帯を祈念する式典を開催したいと考えております。」

日時:令和2年9月21日(月曜日 敬老の日)国際平和デー 午前12時00分~12時30分

12時~ 1分間鐘等を鳴らす。 12時10分~ 式典(ご挨拶等)

会場

(本   部)大本山増上寺鐘楼前広場(東京) ※東京都港区芝公園4-7-35

新型コロナ感染症対策のため少数30人程度で主として野外で開催、食事会なし

(全国協力会場)きぼうの鐘(女川)、万博公園(大阪)平和の鐘(広島)、浦上天主堂(長崎)、石清水八幡宮(京都)立正佼成会大聖堂(東京)、比叡山延暦寺(滋賀)、大本・人類愛善会(京都)、沖縄慰霊堂(沖縄) ほか全国の社寺,教会、公園の鐘

主催:国際平和デー日本委員会

協力:日本国際連合協会、世界連邦日本推進協議会、世界連邦運動協会、世界連邦宣言自治体全国協議会、世界連邦日本国会委員会、世界連邦文化教育推進協議会、世界連邦日本宗教委員会、世界連邦仏教徒教協議会、世界宗教者平和会議日本委員会、日本宗教連盟、国連平和の鐘を守る会、ほか

後援:外務省、平和首長会議

顧問:各協力団体の代表者

千玄室(日本国際連合協会会長/裏千家大宗匠)

海部俊樹(世界連邦推進日本協議会/世界連邦運動協会会長/元内閣総理大臣)

東久邇吉子(世界連邦文化教育推進協議会会長/東久邇家当主)

田中恆清(世界連邦日本宗教委員会会長/神社本庁総長)

衛藤征士郎(世界連邦日本国会委員会会長・衆議院議員/自民党外交調査会長)

山崎善也(世界連邦宣言自治体全国協議会会長・京都府綾部市長)

高瀬聖子(国連平和の鐘を守る会会長)

徳大寺實啓(徳大寺文庫会長)

苅田吉夫(元デンマーク大使・宮内庁式部官長)

堤公長(宮内庁掌典) ほか

実行委員会:委員長 長谷川祐弘(元国際連合事務総長特別代表・日本国際連合協会学術担当理事)

副委員長 宍野史生(世界連邦文化教育推進協議会理事長)

副委員長 戸松義晴(日本宗教連盟理事長)

副委員長 中嶋聞多(地域活性学会会長・信州大学教授)

副委員長 田中朋清(世界連邦日本宗教委員会事務局長)

委員 協力団体から推薦、各会場施設代表者、協力者等

事務局:谷本真邦(事務局長)、塩浜修、山本貴之、山内建人、渡邉優紀、世界連邦日本国会委員会事務局員等

メッセージ:国際連合本部より(ホスチャイルド国際連合事務総長特別顧問/事務次長 より)※全国会場 動画Live配信(スイッチング)、今後取材要請、※飲食は伴いません/熱中症予防のため飲料提供のみ。※都合で変更になる場合がありますので、ご了承下さい。以上                                     

「国際平和デーに全国で平和を祈る鐘打式」式次第(案)9月21日(月)

11:00~30  大本山増上寺開場・ご到着控室で休憩(光摂殿1F「蓮華の間」)  

11:45~50  控室出発 鐘楼堂前へご移動 

12:00 (鐘楼堂前到着)「国際平和デーに全国で平和を祈る鐘打式」(鐘打)【動画配信有り】司会=事務局長:谷本真邦、アシスタント=女優:吉田美佳子

12:05 鐘打後(鐘楼前 ※雨天光摂殿ピロティ―)ご着席 1. 趣旨説明 元国連事務総長特別代表:長谷川祐弘委員長 2. 祝辞披露・ご来賓紹介:司会

12:10 2.メッセージ 国連本部からのメッセージ 代読:司会

12:15 3.挨拶 日本国連協会会長:千玄室委員会顧問

12:20   世界連邦文化教育推進協議会会長:東久邇吉子委員会顧問

12:23 世界連邦国会委員会会長:衛藤征士郎委員会顧問(調整中)等

12:26   祝 辞 来賓・東京都知事:小池百合子様 

12:30 閉会

12:33 御小憩(光摂殿1F「蓮華の間」)

12:45 増上寺 彬子女王殿下宝物館御賢覧 ※ご来賓で希望される場合は同行可

13:15 ご 出 発     

※都合で変更になる可能性があります。※鐘打第一打は、彬子女王殿下が鐘打されます。第二打は千玄室様、東久邇吉子様、長谷川祐弘会長、小池百合子都知事で行います。その後、順次ご来賓・主催者で鐘打いただきます。  ※お席は2m程度のフィジカル・ディスタンシングを確保します。※晴天会場は、鐘楼前広場で。雨天の場合は、鐘楼前に移動し鐘打していただき、光摂殿前にて行います。

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